2004年6月22日〜29日 (7泊8日)
宮古島へ行った。宮古島は今年の3月にはじめて訪問してから2回目だ。
前回訪問した際に珊瑚礁の美しさに惹かれ、次回にもう一度来て、
この美しい海に是非潜ってみたいと思った。
機会は思ったより早く来た。JALがキャンペーンで航空券を安く販売したのだ。
1名は1万マイル(通常は1.5万マイル)、もう1名は往復¥18000(通常¥97000)で
羽田⇔宮古島の航空チケットをゲットできる。
当然席に限りがあり、競争が激しいのだが、運良く航空券をゲットできた。
スノーケリングをやったのは過去に2回、ハワイとオーストラリアだ。
しかし今回のようにスノーケリングが目的で1週間もやった事は無い。
そこで、スノーケリング機材を一式購入することにした。
スノーケリングをやるには最低限マスク・スノーケル・
フィンが必要だが、他に何が必要か良く分からない。
ネットでいろいろ調べたら、沖縄のような日差しの強い場所では、
ラッシュガードという長袖シャツ、深い場所でも安心してスノーケリングを
するため、フローティング・ベスト、フィンは素足で履かずにウエットスーツ素材で出来た
マリンシューズを履く、珊瑚などで手を切らないようグローブが必要なことが分かった。
早速、横浜の専門店へ現物を見に出かけた。
価格の相場を調べて帰宅した後,価格の安いネットで機材一式を妻の分も購入した。
JALがマイレージ会員向に6月までの期間限定で割引チケットを発売した。マイルを1万マイル以上保有している
会員は日本全国どこでも1万マイル(通常は1万5000マイル)で往復チケットと交換できる。
更に,同行者は3名まで,各¥18000(通常は¥97000)だ。これはかなりお得だ。
ところが、当然チケットの枚数には限りがあり,かなりの競争が予想される。
出発2週間前の9:30AMから発売というので、PCの前に座り,時刻とともにキーをたたいた。
ところが,表示された画面には既に満席の文字があった。
これにはショックだった。
理由がわからず何度か操作を繰り返してみても,結果はやっぱり同じだ。
あきらめきれずにだめもとで、出発を前日にして照会をしてみた。
やはり,満席だ。ところが何度か操作を繰り返していたら,キャンセルがあったらしく、座席が一つ空いた。
さっそく予約を行い、運良くチケットをゲットすることが出来た。
今年3月に来たときに宿泊したフジレンタカーのコンドミニアムでも良いと思ったが,
他にもっと良いところが無いか、ネットで探した。
そしたら,レンタカー付きでもっと値段の安いコンドミニアムを見つけた。
1週間の部屋代が¥30000、レンタカーが¥10000(保険料込み)だ。
前回宿泊したフジレンタカーのコンドミニアが各々¥42000、¥17500だからかなり安い。
どうしてそんなに安いのか、理由は行ってみて分かった。
場所が町から少し離れて(約5Km)いて、
しかも周りはサトウキビ畑になっており何も無い。
でも、車があるので問題ないし、部屋は比較的広く綺麗だし、
生活に必要なものはほとんど揃っている。
宮古島についた当日の午後,宿で荷物を解いて昼食後、早速スノーケリングに出かけた。
事前に調べておいた潮汐表によれば、
この日の午後は干潮になっている。
干潮でも潜れるところはイムギャーマリンガーデンだと思った。
ここは入り江になっていて、波はほとんどない。
スキューバダイビングのメッカでもある。水深が深いのだ。
ポイントについたのが、5pmを過ぎていたが,まだ太陽はサンサンと輝いている。
この時期の宮古島の日没は7:30pm頃だ。
時間が遅いので誰も居ないと思ったら,先客が2組ばかりいた。
早速もぐってみて驚いた。形の異なる色とりどりの魚が沢山いるのだ。
ところが驚くのはまだ早く,宮古島はこんなものではないということを、このときはまだ知らなかった。
砂山ビーチは宮古島を代表するビーチの一つだ。
ビーチはさほど広くはないが,真っ白い砂とコバルトブルーの海が
素晴らしい。宮古島はすっかり梅雨も明けて連日快晴の暑い日が続いている。
この日も快晴で,風もなく波が静かで,絶好のスノーケリング日和となった。
砂浜ではビーチパラソルは必需品で、これ無しでビーチに居るのは難しい。
我々は横浜の家からパラソルを持って来たが、パラソルの柄を砂に差すために砂を掘る作業している、
ほんの5分ほどでも日差しが肌を射し痛い。
ここのビーチは魚の種類は余り多くないが、大きな魚が多かった。
ビーチから海に入ると急に深くなっていて、深いところ(水深5mくらい)には大きな魚がいる。
我々はフローティングジャケットを着ているので,深いところまで行っても心配はないが、
そうでないと、よほど水泳に自信がない限り恐怖心が起きるのではないかと思う。
宮古島の中では魚の種類・数の多さ、珊瑚礁のきれいさでは誰もが一番だというビーチだ。
実際にもぐってみるとそれは一目瞭然だ。まるで熱帯魚が沢山入った水槽の中で泳いでいる感じだ。
持っていった魚肉ソーセージを出すと、魚の数が更に多くなり,大きな魚も寄ってくる。
体長70cmほどのくちばしが鋭い魚が4〜5匹我々の周りを回遊し始めた時は少し怖かった。
吉野海岸からわずか数百メートルしか離れていないビーチだが,海水浴客が極端に少ない。
実際もぐってみると魚の種類や数はさして変わらない。ただ、珊瑚の数が少ない。
枝珊瑚はほとんど見当たらない。
従って、そこに住むイソギンチャクも居ないので,カクレクマノミが一匹も居ない。
吉野海岸では数種類のカクレクマノミが何匹も居るのとは対照的だ。
それが、海水浴客の数に表れている。
前浜ビーチの前に見える来間島のちょうど反対側にあるビーチだ。
ビーチといってもシャワー・トイレ・駐車場はない。
シャワーやトイレがないのでここで泳ぐ気はなかったが,どんなところか見に行った。
我々が行ったときは既に数人の海水浴客が居た。
浜辺は広くて綺麗だ。潜ってみれば,おそらくそれなりに綺麗なんだろうと思った。
ここも宮古島を代表するビーチの一つだ。ただ,他のビーチが公共のビーチなのに対し,ここは
プライベートビーチの色合いが濃い。ビーチを訪れた日は快晴だったが、生憎風が少し強く波が有った。
ビーチ横にあるレストランの人にスノーケリングが出来るか聞いたところ,波があるのでダメだと断られてしまった。
その後このビーチに行く機会はあったが、行かなかったので珊瑚礁の状態や魚の数は分からない。
宮古島では一番美しいビーチだ。ただここはスノーケリングには向かない。珊瑚礁が少なく魚も少ないはずだ。
しかし潜ってみる価値はあると出かけた。
ところが、この日も風が強く、波がある,浜辺の監視員らしき人に
スノーケリングが出来るか聞くと、波が有るのでダメだと断られてしまった。
従って,海の中の様子は分からない。
スノーケリングをやるには,絶対にフローティングベスト(救命胴衣)は必要だ。
スノーケリングをやっている場所はビーチから50mくらい沖合いだが、満潮時だと
2m以上の深さがある。一方、ところどころに珊瑚礁があるが、水深が2mくらいの場所でも珊瑚礁までの
深さは1mくらいだったりする。
魚に餌付けしたり,休んだりするのに珊瑚礁上に立っている人が居る。
海底を見ると,あちらこちらで枝珊瑚が折れている。
珊瑚が出来るまでには何年もかかるといわれているが
そういったことに無頓着な観光客が多すぎる。
宮古島の珊瑚礁がいつまであるのかそれがとても心配だ。
朝食は前日に買っておいたパン。昼食はビーチ近くのレストラン。夕食はスーパーで買ったお惣菜やお弁当。
今回も泡盛とオリオンビールは沢山飲んだ。宮古島にもお酒のディスカウントショップがあるので,とても助かる。
土曜日の昼食は東急リゾートホテルへちょっとお洒落をしてランチバイキングに出かけた。
お料理の種類や雰囲気・内容からいって¥1600(税込)はとてもリーズナブルだ。
それもそのはずで,レストランは満席だった。
宮古島の海はとにかく素晴らしいの一言に尽きる。観光客の数も毎年増加傾向にあるが
人が増えれば,それだけ自然が汚れるわけで,宮古島に発展してもらいたい反面、
これ以上自然を壊して欲しくない、複雑な気持ちだ。珊瑚礁を守るには国の政策も大切だ。
ポスターを作ったりして、観光客にもっとアピールすべきだと思う。費用がないなら,
ハワイのハナウマベイのようにビーチを有料にして、観光客から入場料を取ればよい。
ビーチに観光客が残したゴミやタバコの吸殻も目立つ。
早く手を打たないと手遅れになるような気がする。
交通費 | 34,000 | 27% | 飛行機+レンタカー等費用 |
宿泊費 | 30,000 | 24% | 7泊分の宿泊費用 |
食費 | 35,000 | 28% | 8日間で要した朝・昼・夕食及び食料費 |
スノーケル器材 | 28,000 | 22% | スノーケル器材一式 |
合計 | 127,000 | 100% | 7泊8日で要した2人分の総費用 |
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